毎年、彼岸花を狙って写真撮りに出かけるが、まともに最盛期の彼岸花に出会ったことが少ない。実に開花タイミングの難しい花とのイメージが強い。今年は何とか見頃に出会えたようだ。
彼岸の頃に咲く花として、通常「彼岸花」と呼ばれているが、「曼珠沙華」「死人花」「幽霊花」「毒花」「痺れ花」「天蓋花」「狐の松明」「剃刀花」等々と全国に呼ばれている別名があるようだ。この様な名の通り誠に妖しげで、写真撮り屋を悩ませる、捉えどころのない(何処に焦点・アングルを置くか)花という印象がある。腕前は別として(笑)。
一年振りに宇治界隈を訪れた。出来れば鵜飼いの模様を撮りたいと出掛けたが、夜までかなり時間もある。久しぶりの宇治なのでチョット散策と思い、一駅手前の三室戸駅(京阪電鉄宇治線)で下車、宇治源氏物語ミージアム横から「さわらびの道」に入る。以前から何回か通った道で、途中の「仏徳山」(標高131m)の道標が気になっていたが、山登りを敬遠して素通りしていた。偶々、下山して来る年配者に出会い、尋ねると「楽に登れますよ、15分ぐらいで」との話、では挑戦!と登り始めた。比較的平坦なつづら折り(七曲)の登りで20分ぐらいで大吉山展望台に辿り着いた。案ずるより易し!暫し見晴らしの良い眺望を楽しみ下山、後の予定コースを辿った。
1.大吉山(仏徳山)への登り道
2.大吉山(仏徳山)への登り道
大吉山展望台
宇治市街遠望(大吉山展望台から)
朝霧橋と宇治平等院を望む(大吉山展望台から)
さわらびの道にある道標
木漏れ日も優しいさわらびの道
宇治上神社鳥居に映える青紅葉
宇治川河畔に最近オープンした「朝日焼 shop&gallery」
(趣きある佇まいに誘われて入館、甘く美味しい冷茶を頂き、暫しホッコリ!)
逆光に映える宇治川と十三重石搭
朝霧橋遠景
夜の出番に備え訓練中の鵜
喜撰橋からの十三重石搭
鵜飼ショーが開催される宇治川派流
橘橋夕景
1.川面に松明が映える中、巧みに鵜を操る女性鵜匠
2.川面に松明が映える中、巧みに鵜を操る女性鵜匠
久し振りに奈良方面に行く機会があった。何日か前に期間限定(8/16~8/25)で、奈良町を中心に「ならまち遊歩」なるイベントが開催されている情報を新聞で知っていた。しかも、あの猿沢の池に川床ならぬ「池床」が設けられているとのこと、気になっていたので立寄ってみた。その足で、ならまち遊歩(散策)の途中、偶然に元興寺の看板に遭遇。名前は知っていたが、奈良町の真ん中にあるとは想像もしていなかった。(後で知った事ではあるが、奈良町は元々、元興寺の境内であったとの事)何ら前知識もなく、世界文化遺産に登録されている元興寺に初めて参拝した。久しぶりに古都奈良の一端を楽しんだ。
「猿 沢 池」
1.白鷺も悠然と!
2.白鷺も悠然と!
前方に100㎟規模の池床が見える
猿沢池池床1(8/25日迄の期間限定で設置)
猿沢池池床2
東 門(重文)
極楽堂(国宝)
周囲に萩が生茂る極楽堂と禅室
石仏の向うに極楽堂と禅室(正面真中に見える屋根瓦は日本最古の
飛鳥時代のもの)
境内の一角にある石仏群
石仏と睡蓮
毎年この時期に万博記念公園で開かれる「ひまわりフェスタ」に行ってきました。猛暑が少し和らぐ日を待っていたせいか、タイミングが遅く、ヒマワリの真盛りは過ぎていたようでした。それでも人出だけは多く賑わっていました。幸い天候は、快晴とはいかないまでも、まずまずの撮影日和に恵まれ、何とか熱中症にもならず無事帰宅しました!
ひまわり園遠望1
ひまわり園遠望2
色々なヒマワリ1
色々なヒマワリ2(ムーランルージュ)
色々なヒマワリ3(モネ)
色々なヒマワリ4(ゴッホ)
色々なヒマワリ5(ミニヒマワリ)
ひまわり園を楽しむ1(何処を撮っているのかな~)
ひまわり園を楽しむ2(うまく撮れたかな~)
ひまわり園を楽しむ3(シャボン玉がプカプカと・・・)
逆光に映える向日葵園1
逆光に映える向日葵園2(サンが燦燦と!)
逆光に映える向日葵園3
逆光に映える向日葵園4(サンも祝福!)
逆光に映える向日葵園5
(オマケ)
園内を走る”森のトレイン”
大観覧車とモノレール
毎年この時期、万博記念公園の日本庭園蓮池で開催される「早朝観蓮会と象鼻杯」、早朝6時開園に合わせて車を走らせた。園内は既に大勢の来園者、三脚を構えて撮影に専念しているカメラマン、象鼻杯(菊正宗酒造の主催で、蓮の葉で日本酒を味わせてくれる)に参加して待機している長蛇の行列などで賑わっていました。こちらは車で来ている為、その行列を横目で眺めながら(少々残念!)、撮影準備に取り掛かりました。幸いにも梅雨の晴れ間に恵まれ、蓮花も丁度見頃のようでした。
凛とした大賀蓮
(追)「早朝観蓮会と象鼻杯」のHP
www.expo70-park.jp
オマケ:(トンボと蓮)
ショウジョウトンボと蓮1
ショウジョウトンボと蓮2
シオカラトンボと蓮1
シオカラトンボと蓮2
京都の奥座敷「貴船」、初夏の風物詩でもある川床料理を楽しめる観光名所としてもよく知られていますが、毎年6月1日は、新緑の中で執り行われる貴船祭で賑わいます。水神が祀られいる貴船神社のお祭りで、古来より水を司る神への感謝、五穀豊穣を祈る神事として催行される。貴船祭を見るのは初めての経験で、一番の見せ場と思われる御神輿が参道を下ってくる場面を捉えるのに四苦八苦(いい場所は、早くから先客多数)、満足なシーンに恵まれなかったのは少々残念。想像以上の人出であったが、清らかな貴船川の清流と周辺の見事な新緑を味わう事ができた。
新緑瑞々しい貴船神社本宮への参道
新緑に映える野点傘
新緑の貴船川に設けられた川床料亭
川床料理を楽しむ人々