=徒然のアルバム=

愛機を携えて、気の向くままに撮った作品を、気ままに掲載している気まぐれオジサン 「HIRO」

新緑の無鄰菴(9)

現在、京都市の所有で国指定の名勝庭園「無鄰菴」を訪れる機会があった。南禅寺界隈の別荘群の先駆けともなった別荘で、明治・大正の元老山縣有朋が造営したもの(敷地約950坪)。庭園は、山縣自らの指示により七代目小川治兵衛の作庭で、東山を主山とし、軽快な水の流れと音を醸し出す瀬落ち、自然な樹木や芝生空間、苔や沢飛石の配置など、見事な調和のとれた作庭になっています。都会の喧騒をひととき忘れさせてくれる癒しの空間でした。


無鄰菴全景図


東山を主山とする庭園パノラマ


母屋からの眺望①


母屋からの眺望②


苔の庭


母屋への小径


母屋全景


沢飛石から母屋の方に流れるせせらぎ


琵琶湖疏水の水を引き込んだ三段の滝

花盛りーそのⅡ(7)

この季節、彼方此方で色々の花々が咲き誇り、それらの庭が一般公開されています。そんな中でもこの時期を代表する花の一つに「ツツジ」があります。偶々、5月の連休の期間、イベントで公開されていた京都の蹴上浄水場ツツジ園を初めて訪ねてみました。流石、歴史ある浄水場の名の通り、スケールの大きい立派なツツジ園であった。


斜面一面のツツジ


斜面一面のツツジ


角度を変えて見たツツジ


角度を変えて見たツツジ


ツツジの広場


東山を背景に咲き誇るツツジ


ツツジのトンネル

花盛り(7)

桜の時期も終わり、季節は初夏へと移り行く中で、万博記念公園にある自然文化園を訪ねてみた。薄雲がたなびく青空の下、一面に咲く色とりどりのチューリップ、広大な花の丘に咲き誇る色彩豊かなポピー、心地よい風の流れ、春から夏への移ろいを感じたひとときであった。


チューリップの広場①


チューリップの広場②


チューリップの広場③


ポピーの広場①


ポピーの広場②


ポピーの広場③


ポピーの広場④

保津峡・清滝を歩く(21)

かねてより訪ねてみたい所として、頭の片隅にあった保津川中流域、桜も終盤を迎えた4月中旬に出かけてみた。初めてのJR保津峡駅下車、降りたのは自分一人だけ。沢山の乗客は皆、亀岡まで行くらしい。ホームから保津峡を見下ろしてみると、結構深い渓谷だ。良い眺めだ!と納得しながら、スマホの地図を頼りに、トロッコ保津峡駅をめざして歩く(10:30)。二三人の先着のカメラマンが居るだけのひっそりとした駅、トロッコ列車(30分~1時間に一本)と保津川下りの船のやってくるのをひたすら待つ。合間を見て持合せの握飯を駅ベンチで頬張る。清らかな空気と景観のせいか、実に美味い!この調子なら嵐山までと歩き始める。やがて東海自然歩道(清滝川沿い)に入る。想像していたより道が悪い(瓦礫混じりの道)、滑らないよう注意しながらゆっくりと歩く。清滝まで4キロ弱の道程なるも、かなり足にきた。やっとの思いで、一文字食堂前のバス停に辿り着いた(14:00)。最早これまでとバスに乗り、後は阪急嵐山駅、帰路に着いた(16:30)。年齢と体力の衰えをあらためて知らされたが、次の機会は、紅葉の時期に今一度来てみたいとの思いを強くした一日でもあった。


JR京都駅➡(電車)➡JR保津峡駅➡(徒歩)➡トロッコ保津峡駅➡(徒歩)➡落合橋➡(東海自然歩道-清滝川沿い)➡清滝(渡猿橋)➡(徒歩)➡一文字屋食堂(バス停)➡(バス)➡大覚寺下車➡(徒歩)➡嵯峨野・嵐山経由➡阪急嵐山駅


JR保津峡駅ホームより保津峡を望む①


JR保津峡駅ホームより保津峡を望む②


保津峡を跨ぐJR保津峡駅ホーム(京都行電車到着)


素朴なJR保津峡駅舎(無人


トロッコ保津峡駅に向かう途中でトロッコ列車遠望


JR保津峡駅遠望(亀岡方面に向う電車)


激流を下る保津峡下り船


トロッコ保津峡駅に架かる橋


ひっそりとしたトロッコ保津峡駅無人)①


ひっそりとしたトロッコ保津峡駅無人)②


トロッコ嵐山駅に向うトロッコ列車


狸の親子が出迎えるトロッコ保津峡駅


二艘連続の保津峡下り①


二艘連続の保津峡下り②


清滝川の合流地点を下る船


清滝川沿いの東海自然歩道(来た道を振り返る)


東海自然歩道(やっと前方に渡猿橋が見えた)


清滝川に架かる渡猿橋


嵐山亀山公園の彩り


嵐山春色遠景

八幡市背割堤の桜(8)

昨年は、時期を逸し、葉桜見物に終わった。今年は、丁度タイミングが良く、満開の見頃に出会えたようだ。ただ、気候不順の影響で晴天に恵まれなかったのがちょっと残念であった。


背割堤桜全景


背割堤桜を楽しむ


虫目線で堤桜を見る


満開の背割堤桜


枝振も見事な堤桜①


枝振も見事な堤桜②


枝振も見事な堤桜③


水溜の散桜模様

枝垂れ梅と落ち椿(8)

探梅の時期もそろそろ終盤を迎えた折、梅の撮り納めにと、二年ぶりに京都城南宮を訪ねてみた。丁度、枝垂れ梅も散り始め、落ち椿もあちこちと目につく頃を迎え、移ろい行く季節を感じさせる風情でした。


枝垂れ梅の庭パノラマ


紅白の枝垂れ梅


降注ぐ枝垂れ梅①


降注ぐ枝垂れ梅②


小川に散梅花


落ち椿①


落ち椿②


清流に紅一点

探 春②(5)

 (春鳥を探して)

何か所か梅園を訪れているが、今年は、まだ春鳥達の活発な姿を目にしていない。何としてもと決意新たに、万博記念公園の梅林を訪ね、梅花見物は二の次で、もっぱら目を皿のようにして鳥達の現れるのを待つ。警戒心の強い春鳥は、見物客の多い時間帯には全く姿を見せない。今日も空振りかと諦めかけた瞬間、二三羽のメジロが音もなく梅花をつついている。
シャッター全開で追う。ヤット!今年もメジロを捉えることが出来た! おまけつきでジョビタキまでも・・・。わずか30分ほどの戦いだが・・・長かった!!


梅花に夢中のメジロ


梅花に夢中のメジロ


梅花に夢中のメジロ


梅花に夢中のメジロ


良い枝振に止まるジョウビタキ

探 春①(6)

(琵琶湖の春色)

予てから、この時期に一度訪ねてみたいと思っていましたが、やっと実現。滋賀県守山市にある「第一なぎさ公園」、日本渚百選にも選ばれ、特にこの時期、一面に広がる早咲きの菜の花と冠雪の比良連峰を一望できる風光明媚な琵琶湖湖畔として知られています。探春の言葉通り、「春の趣を訪ねて郊外に出かける」を実践。
丁度良いタイミングでであったと満足できるドライブでした。


菜の花と比良連峰①


菜の花と比良連峰②


菜の花と比良連峰③


残雪の比良連峰


パノラマ風景①


パノラマ風景②

探 梅(8)

今年の寒さは、途切れることのない持続性が特徴のような感じがするのは歳の性だろうか。そんなことを感じていた最中に、「探梅」という言葉をある読物で見かけた。「冬,早咲きの梅を求めて山野に出掛けること。」を意味する俳句の冬の季語だそうで、この年になって初めて知った。早速タイトルに使わせてもらった。もとより俳句などには疎い方だが、春の兆しを求めて、何か所かの行きつけの梅園を探梅してみた。春よ来い!はーやく来い!と呟きながら・・・。

雪景色寸景(9)

近場で手軽に雪景色を楽しむ場所・・・?ということで、交通機関も比較的便利な京都鞍馬方面を目指した。家を出た時は空模様も快晴で、今日は良い撮影日和と期待しながら向かったが、京都に近づくと雲行きが怪しくなり、叡山電鉄叡電)の修学院駅当たりから猛吹雪。終点の鞍馬駅でも同じ。少し当てが外れたかな~と思いながら小止みになるのを待ったが、足元もかなり悪く、駅周辺での写真撮りで我慢した一日でした。


雪の中のレトロ風鞍馬駅


鞍馬駅前で迎えてくれる天狗様(天狗鼻が重そう)
(追伸ー後日報)
20日の新聞に掲載:「17日朝、2mある長い鼻が雪の重みで根元から折れていた。目下修復を急いでいる。」との記事。丁度私が訪れた翌朝の出来事
で、良いタイミングに行ったものと・・・(苦笑)。因みに、鼻は発泡スチロール製だったそうです。高い鼻も折れては、天狗様も様にならない(笑)


墨絵模様の鞍馬(モノクロ)


鞍馬寺仁王門


貴船口駅付近


貴船川沿い(貴船街道)


貴船川雪景色(モノクロ)

(オマケ)


狛犬ならぬ「阿吽の虎」(仁王門前に置かれた毘沙門天の使い)


雪景色を走るカラフルな叡電