貴重な梅雨の晴れ間を活用して、日本の原風景の一つとして名高い「美山かやぶきの里」を初めて訪れてみました。初めて来たのに、何故か、昔懐かしい里風景。国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていて、広く海外にも紹介されているようです。素朴で懐かしく、心癒される風景の雰囲気の一端を味わっていただければ幸いです。
緑映える頃、寸景(14)
数十年(?)ぶりに京都二条城を訪ねてみました。徳川家康が京都御所の守護と上洛時の宿舎として築城した平城で、世界遺産に登録されています。最後の将軍徳川慶喜が大政奉還を宣言した二の丸御殿の大広間や狩野探幽の襖絵など見事の一言でした。その御殿を取り巻く池泉回遊式庭園なども新緑の時期を迎え、癒しの風景を楽しむことができました。
丁度、葵祭の当日であったが、数年前、出発地点の御所から行列を見学したこともあり、今回は、下賀茂神社の新緑を目当てに歩いてみた。
目の覚めるような緑の景色に出会えた。
青緑の糺の森
帰りの駄賃に賀茂川で、初夏を楽しむ人々の姿を目にした。
予てから一度、茶畑をカメラにおさめたいと思っていたので、京都府相楽郡和束町の茶源郷を訪ねてみた。下調べが不十分であった為か、最適な茶畑に出会えず、消化不良なままの写真撮りに終わった感じがしないでもない。反省を踏まえ、次回に生かしたい。何とか雰囲気だけを感じてもらえれば幸い。
名残の春(其の二)(5)
葉桜に近くなってしまった頃、名残桜や散り桜を期待して八幡背割り堤を訪ねた。名残桜を楽しむ沢山の見物客、酒盛りで盛り上がる老若男女、黙々と画板にむかう人等々、様々に散り行く桜を惜しんでいるようでした。少しタイミングが悪く、期待した様な”桜の絨毯”・”散花の花筏”に出会えなかったのが残念。
大阪城桃園と大川沿いの桜(5)
今年の桃園は、訪れたタイミングが良かったのか、今までの中でも一番鮮やかな景色に出会えた。丁度、桜も最後の華やかさを競い、大川沿いは名残桜を楽しむ夜の宴の場所取りで賑わっていました。
彩り鮮やかな大阪城桃園
京の春(8)
久方ぶりの春爛漫の京都を楽しもうと、蹴上からインクライン~南禅寺界隈~哲学の径と、定番のコース撮り歩きしてみた。何処も桜は満開、観る人も国際色豊かな上、人々で混雑を極めていた。
インクラインで出会った”桜を愛でる乙女達?”
南禅寺辺りもそこそこに後にして、比較的静かな南禅寺別荘群の真中を流れる疏水路を辿る。
疏水路の枝垂れ桜
その後、永観堂を右に眺めながら、哲学の径に向かう。疏水沿いの狭い道での対面歩行の中、満開の桜を眺めながらひたすら撮り歩く。
哲学の径の桜
日を改めて後日、祇園白川~円山公園の夜桜見物に出かけてみた。昼間とは一味違った雰囲気を味わうことができた。
祇園白川の宵桜①
祇園白川の宵桜②
祇園枝垂れ桜(夜景)①
祇園枝垂れ桜(夜景)②
春日和に誘われて・・・(10)
二月末、束の間の春日和に誘われて、再び大阪城公園を訪れてみました。
京橋のビシネスパーク~大阪城ホール横を通り抜け、大阪城青屋門にさしかかった所で、数人の鷹匠(実演中)に出くわした。
一月半ばに来た時、まだチラホラ咲きだった梅園に取り敢えず足を運ぶ。予想どうり満開の梅の花と大勢の観梅客が迎えてくれた。
満開の紅梅とクリスタルタワービル
この花、大きくて桜の様なるも、”武蔵野”と名乗る梅花。
春光に映える梅花②
梅香の良く香る梅園を散策している最中にめったに出会えない光景、何やら一定方向にカメラを向け、目を凝らす数人のカメラマン、その視線の先に奇麗な鳥、”梅に鶯”ならぬ”梅にジョウビタキ”がいた。無我夢中で数十枚一気に連写。ジョウビタキ(雄)は馴れたもので、今日は”わしが主役”とばかりに、彼方此方と枝を渡る。
梅にジョウビタキ①
梅にジョウビタキ②
梅花も鳥も十二分にカメラに撮りおさめ、満足な気分で梅園を後にして、大阪城外堀周辺の散策としゃれてみた。
青々とした堀の水面には鴨たちが群れ、チョットいい雰囲気の風景にシャッターを切る。