桜の時期も終わり、季節は初夏へと移り行く中で、万博記念公園にある自然文化園を訪ねてみた。薄雲がたなびく青空の下、一面に咲く色とりどりのチューリップ、広大な花の丘に咲き誇る色彩豊かなポピー、心地よい風の流れ、春から夏への移ろいを感じたひとときであった。
保津峡・清滝を歩く(21)
かねてより訪ねてみたい所として、頭の片隅にあった保津川中流域、桜も終盤を迎えた4月中旬に出かけてみた。初めてのJR保津峡駅下車、降りたのは自分一人だけ。沢山の乗客は皆、亀岡まで行くらしい。ホームから保津峡を見下ろしてみると、結構深い渓谷だ。良い眺めだ!と納得しながら、スマホの地図を頼りに、トロッコ保津峡駅をめざして歩く(10:30)。二三人の先着のカメラマンが居るだけのひっそりとした駅、トロッコ列車(30分~1時間に一本)と保津川下りの船のやってくるのをひたすら待つ。合間を見て持合せの握飯を駅ベンチで頬張る。清らかな空気と景観のせいか、実に美味い!この調子なら嵐山までと歩き始める。やがて東海自然歩道(清滝川沿い)に入る。想像していたより道が悪い(瓦礫混じりの道)、滑らないよう注意しながらゆっくりと歩く。清滝まで4キロ弱の道程なるも、かなり足にきた。やっとの思いで、一文字食堂前のバス停に辿り着いた(14:00)。最早これまでとバスに乗り、後は阪急嵐山駅、帰路に着いた(16:30)。年齢と体力の衰えをあらためて知らされたが、次の機会は、紅葉の時期に今一度来てみたいとの思いを強くした一日でもあった。
JR京都駅➡(電車)➡JR保津峡駅➡(徒歩)➡トロッコ保津峡駅➡(徒歩)➡落合橋➡(東海自然歩道-清滝川沿い)➡清滝(渡猿橋)➡(徒歩)➡一文字屋食堂(バス停)➡(バス)➡大覚寺下車➡(徒歩)➡嵯峨野・嵐山経由➡阪急嵐山駅
JR保津峡駅遠望(亀岡方面に向う電車)
激流を下る保津峡下り船
トロッコ保津峡駅に架かる橋
狸の親子が出迎えるトロッコ保津峡駅
二艘連続の保津峡下り①
二艘連続の保津峡下り②
清滝川沿いの東海自然歩道(来た道を振り返る)
清滝川に架かる渡猿橋
枝垂れ梅と落ち椿(8)
探梅の時期もそろそろ終盤を迎えた折、梅の撮り納めにと、二年ぶりに京都城南宮を訪ねてみた。丁度、枝垂れ梅も散り始め、落ち椿もあちこちと目につく頃を迎え、移ろい行く季節を感じさせる風情でした。
探 春②(5)
(春鳥を探して)
何か所か梅園を訪れているが、今年は、まだ春鳥達の活発な姿を目にしていない。何としてもと決意新たに、万博記念公園の梅林を訪ね、梅花見物は二の次で、もっぱら目を皿のようにして鳥達の現れるのを待つ。警戒心の強い春鳥は、見物客の多い時間帯には全く姿を見せない。今日も空振りかと諦めかけた瞬間、二三羽のメジロが音もなく梅花をつついている。
シャッター全開で追う。ヤット!今年もメジロを捉えることが出来た! おまけつきでジョビタキまでも・・・。わずか30分ほどの戦いだが・・・長かった!!
梅花に夢中のメジロ①
梅花に夢中のメジロ②
梅花に夢中のメジロ③
梅花に夢中のメジロ④
良い枝振に止まるジョウビタキ
雪景色寸景(9)
近場で手軽に雪景色を楽しむ場所・・・?ということで、交通機関も比較的便利な京都鞍馬方面を目指した。家を出た時は空模様も快晴で、今日は良い撮影日和と期待しながら向かったが、京都に近づくと雲行きが怪しくなり、叡山電鉄(叡電)の修学院駅当たりから猛吹雪。終点の鞍馬駅でも同じ。少し当てが外れたかな~と思いながら小止みになるのを待ったが、足元もかなり悪く、駅周辺での写真撮りで我慢した一日でした。
雪の中のレトロ風鞍馬駅
鞍馬駅前で迎えてくれる天狗様(天狗鼻が重そう)
(追伸ー後日報)
20日の新聞に掲載:「17日朝、2mある長い鼻が雪の重みで根元から折れていた。目下修復を急いでいる。」との記事。丁度私が訪れた翌朝の出来事
で、良いタイミングに行ったものと・・・(苦笑)。因みに、鼻は発泡スチロール製だったそうです。高い鼻も折れては、天狗様も様にならない(笑)
鞍馬寺仁王門
貴船口駅付近
(オマケ)
雪景色を走るカラフルな叡電