長い大阪住民にも拘らず、初めて天神祭見物に出掛けた。
インターネットで事前に十分に下調べをした上で出掛けたつもりだったが、おお甘であった。奉納花火が打ち上げから見られる様な場所は、全て場所取り用ブルーシートが敷き詰められ、片足も置く余地なし。ましてや三脚を立てるスペースなどもっての外。あちこちと辺りをうろつき、梢の間から辛うじて打ち上げられた花火が撮れられる場所を確保。
花火か星雲か、紛らわしい写真になってしまった。苦労して撮った割には今一と・・・反省することしきりなり。
祇園祭(後祭)-宵々々宮に行く(7)
あまり観光客で混まない宵々々宮に出掛けてみた。特に150年ぶりに復興した「大船鉾」がお目当てだ。
幸い観光客も少なく、僅かな拝観料で待たずに鉾に乗れたのは幸い。生まれて初めての経験、想像以上に高い位置に感動。
その後、鰻の寝床のような路地の奥にある山鉾の町会所(町家)を訪れ、豪華絢爛な懸装品等を見学。永年守られてきた伝統の重厚さを感じる。また、山鉾の巡行時には見られない「縄からみ」の美しい模様を真近に観ることができた。鉾建て時に釘を全く使わず、荒縄で各部材を固定するその伝統技法による縄目模様は正に芸術作品です。
宵々々宮に行くもまた良し!!・・・でした。
1.町家でみる懸装品等(役行者山)